埼玉県のナガレタゴガエル情報 その1
- ガロア 石井
- 3 日前
- 読了時間: 1分
まったくブログを書けていなかったのですが、この4年間ほど調査を行っていた結果を2025年を一旦区切りに、まとめたいと思います。
まずは地元の市町村、寄居町・長瀞町編
釜伏山北部地域
この辺りは北・西・東に荒川が流れ、半島状になっています。荒川によって削られた地形となっているため、釜伏山から北に進むと標高が下がっていきます。
確認できた場所は以下の3ヶ所。
・赤丸囲いは確認できた場所
・青丸囲いは確認できなかった場所
です

・長瀞町風布 標高300m付近
・大里郡寄居町風布 A河川 標高310m付近
・大里郡寄居町風布 B河川 標高290m付近
標高300mが分布の境界になっているように感じます。
次回は釜伏山南部から東秩父村にかけての地図を作成します。
・私がナガレタゴガエルというカエルを過去10年間ほど観察してきた経験で考えると、調査時にいなかったから、といっていないと断定するのは難しいカエルだということです。なぜなら、繁殖期に集まる個体にかなり変動があって、同じ場所同じ河川で、1ヶ所の淵で100頭近くを見た年もあれば、翌年には10頭に満たない、なんてこともあるからです。個体数の変動の大きい種だと感じています。
調査協力・情報提供、友人の佐藤氏、釜井氏の協力をいただいております。



コメント