時は2023年6月24日、高校時代の友人コーイチ氏と定期的な不定期的な思いつき自然観察を定期的にw行っている。この日も昼頃秩父で集合し、何か楽しいことでも探して行きつけのインドカレー屋で晩ご飯をたらふく食って、深夜まで何かやろう。ってノリの観察DAY。
6/24 koichi氏とガロアいしいは芦ヶ久保で集合、「どこ行くかね、今日は」「ちかくの山に行ってご飯食べてからまた山行こうか(山にしか行かないじゃん)」まずは近くの山へ、つい先日11万キロを超えた薄水色の車を走らす。山についてからというよりも、その道中も楽しい二人、4月-5月にはスミレ詣でお世話になった山だ。 ガ「ゼフィルスでてるかねー、今年はウラクロシジミみたいなー」コ「家の近くはニイニイゼミなきまくりだぜ」 ガ「「クマノミズキの花の写真が撮りたい」 コ「マタタビの両性花もいいなぁ」 とお互い適当なことを、とりあえず発言しながら林道を登っていくと、早速クマノミズキの花を発見。下車し、カメラを構える。 マタタビを発見し、下車、ついでに隣に生えているニガイチゴ・クマイチゴを撮影して、車に戻る。ガクアジサイを見つけて撮影、足元にはえている雑種のスミレを確認 ヤマホタルブクロを発見して観察。とまあ、途中停車の多い観察。
そんなこんなで、クモキリソウ・ベニバナトチノキ。 少し標高を下げてキクバドコロ、クマヤナギ、 ギンリョウソウ・チャタマゴタケ・マメガキの花などを観察。夕方が近づいたので、一度秩父の町へ。
晩御飯はいつものカレー(辛口)ナンおかわり自由、辛さいくらでも追加可能、な行きつけのお店。ただし、ここで美味しいものをたらふく食べると、検索能力が下がるというおまけつきだ。
とはいえ、深夜まで楽しむ予定なのでまだまだ時間がある。実はコーイチとガロアは以前から埼玉県内のテツカエデを探したい!見たい!という野望があり、ちょっと気になっていた沢へ車を向けることに。途中の外灯周りを探してムラサキシャチホコを狙うもいない。しかし林道入り口でタカチホヘビがのたくっているのを発見。いいかんじである。クマによるヒノキの樹皮はぎやクサボタン・チドリノキなど水辺っぽい生き物たちを観察し、引き返している時だった。
ドライバー席のガロアが
ガ「今の?ヤンマタケ?」と車を少しバックさせる。
コ「わかんなかったなー(もちろん助手席だから見えていない)」
ガ「お?それっぽいぞ」
コ「見に行こう」
ガ「ヤンマタケだけどヤンマじゃないっぽいな」
コ「アカネだなー」
と赤トンボに生えるヤンマタケを確認した。
秩父ではヤンマタケの完全世代、タンポヤンマタケがアカネについたものが見つかっている。しばらく追熟すればタンポになるか?とおもって頑張ったが、このヤンマタケはヤンマタケのまましおれて行ってしまった。
参考:埼玉県におけるタンポヤンマタケ Ophiocordyceps odonatae の初記録 2018 埼玉県立自然の博物館
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