その1のヘリチャハゴロモに続き、見ていたけど、いろいろと理由をつけて、アップしていなかったネタである。
2023年10月23日、常緑ヤマボウシの手入れをしていたところ、見慣れない大きなテントウムシが葉裏についていた。
「なんだっけ、たしか外来の…… ムネアカオオクロテントウだ!」
まさか、自分の生活圏の寄居町で、こんなに大きく特徴的な外来種に出会うとは!
ピカピカの上翅は黒いヘルメットのよう
腹は胸と同じオレンジ色
採集データ:埼玉県大里郡寄居町桜沢 2023年10月23日
ムネアカオオクロテントウは、ピカピカで光沢のある黒い上翅に、オレンジ色の胸と頭をもつ、体長6〜7 mm ほどのテントウムシのなかまで、中国南部、台湾、東南アジアに分布しています。日本での餌はマルカメムシの幼虫と考えられています。マルカメムシは、荒れ地や草原、河川敷などに生えるクズが主な餌になっているので、この外来テントウは餌にさほど困らないんじゃないかと思われます。
2014年に関東で、2015年に大阪で初めて発見されました。大阪で発見されてから5年で、和歌山県、京都府、滋賀県、奈良県で確認されるようになり、関東でも、東京で初めて見つかってから6年後には、埼玉県、神奈川県で確認されるようになったようです、現在は兵庫県、群馬県、静岡県でも見つかっていて、今後どのように広がっていくか注目です。
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